平成30年3月22日(木)更新 カテゴリ[野鳥]
雪の塔ノ岳とイスカ-秦野の野鳥情報76
「はだの野鳥の会」より、野鳥情報をいただきました。今回も写真を提供していただきましたので、合わせて紹介します。今回は、先日、新聞等にも掲載された秦野市内で初めて確認されたイスカの記事です。
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『雪の塔ノ岳』
2月5日(月)、雪の塔ノ岳に登ってきました。山頂は積雪50cmくらい、気温-6℃。風が強く体感気温はさらに寒かったです。富士山頂には少し雲がかかっていましたが、快晴で蛭ヶ岳から檜洞丸もよく見えました。
『蛭ヶ岳山荘』
下りでは大倉尾根を鳥の姿を探してゆっくりと下りました。コガラが山頂付近から花立、ヒガラも少し下で見られました。赤松の上の方に最初数羽の鳥がとまり、その後、さらに十羽くらいが飛んできて、松の枝の中で見え隠れしていましたが、望遠カメラを覗くとはっきりとオレンジ色が見えました。色と鳴き声から、今までに見たことが無い鳥のイスカかもしれないと思い、移動しながら高い松の上で松ぼっくりを食べる姿を2000mm相当の望遠で撮りました。
『イスカ』
『イスカ』
『イスカ♀』
いろいろ記録を調べ、秦野ビジターセンターに問い合わせをして、秦野では初認。県内でも過去3度の稀な鳥であると分かりました。
(情報提供 はだの野鳥の会)