平成28年6月27日(月)更新 カテゴリ[野鳥]
新緑の黄緑色があふれる表丹沢林道-秦野の野鳥情報58
「はだの野鳥の会」より、野鳥情報をいただきました。今回も写真を提供していただきましたので、合わせて紹介します。
今回は5月12日(木)と5月22日(日)に行われた観察会の様子をお伝えします。
『キセキレイ』
5月12日(木)には新緑の黄緑色があふれる表丹沢林道をヤビツ峠手前の起点から戸川公園まで約8kmを観察しました。
朝のうち雲の出るときもありましたが、ほぼ快晴に近い天気でした。ところどころで秦野市内全景が箱根や富士山を背景にして、しばし見とれるほどの絶景でした。
林道の多くの沢沿いではオオルリの声が響き、ツツドリ、センダイムシクイ、キビタキ、ヤブサメ、クロツグミなどの夏鳥の声が良く聞こえました。ヒガラの声や姿も良く見聞きできました。
夏羽のキセキレイが普通と異なり木にとまっている姿も見られました。ミソサザイの囀る姿が良く観察できました。全22種が見聞きできました。
『秦野市内一望』
『ミソサザイ』
5月22日(日)の定例の弘法山公園の観察では、オオルリも山のほうに行ってしまい、キビタキの声が主になってきました。
コゲラのヒナへのエサやりなどが見られました。権現山の水場ではキビタキの水浴びが見られました。アオバトやイカルの声も聴かれ、全18種が見聞きできました。
《5月22日(日)-弘法山公園》
1.キジバト、2.スズメ、3.ハシブトガラス、4.ハシボソガラス、5.ヒヨドリ、6.ホオジロ、7.カワラヒワ、8.アオゲラ、9.ツバメ、10.シジュウカラ、11.コゲラ、12.ウグイス(声)、13.メジロ、14.キビタキ、15.アオバト(声)、16.イカル(声)、17.ムクドリ、18.ガビチョウ
(情報提供 はだの野鳥の会)
秦野市内で観察できる野鳥を紹介する「新訂版 秦野の野鳥」が4月25日から販売されています。
内容は、当協会に野鳥情報を提供いただいている「はだの野鳥の会」が執筆・編集されました。
秦野市内で撮影された野鳥の写真にわかりやすい説明文、市内の探鳥コースなどが紹介されていますので、興味のある方は、ぜひお買い求めください。
《改訂版 秦野の野鳥》
価格:1,000円
販売場所:
秦野市教育研究所(秦野市役所教育庁舎2階)
ファミリーマート秦野市役所前店
桜土手古墳公園
宮永岳彦記念美術館
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