平成26年12月1日(月)更新 カテゴリ[野鳥]
夏の終わりから晩秋にかけての鳥たち-秦野の野鳥情報44
「はだの野鳥の会」より、野鳥情報をいただきました。今回も写真を提供していただきましたので、合わせて紹介させていただきます。
--------------
夏の終わりの8月24日、秋の訪れが確かになった9月28日と秋が深まってきた10月26日に上地区の探鳥会を行いました。
9月28日には快晴のもと、イワツバメが数多く空を舞い高圧線の鉄塔付近に100羽以上も留まっているのが見られ南に帰って行く途中のようでした。秦野でこのようなイワツバメの渡りが見られたのは初めてではないかと思われます。
林の中ではヤマガラがシキミの実をつかんで飛び去るところを取り損ねて、人がいる中を戻ってきて再び運んでいくという微笑ましい光景を観察することができました。 全体では26種が観察できました。
『上地区』
『ヤマガラとシキミの実』
10月26日(晴れ)
秋の気配が感じられる中で早速、ジョウビタキがお出ましになりました。この日、探鳥コース全体で10羽以上確認できましたが、すべてオスだったことに観察者全員がいろいろな感想を持ちました。
『ジョウビタキ』
いままで比較的静かだったガビチョウの声が響き、民家のそばまで出てきて大きな声で鳴いていました。普段姿があまり見られない鳥ですがこの日は良く姿が観察できました。最後に、ノスリが静かに舞い上がって行きました。全部で21種が観察できました。
『ガビチョウ』
『ノスリ』
【確認できた鳥 秦野市内上地区】
《8月24日 曇り》
1.スズメ, 2.キジバト, 3.ムクドリ, 4.イソヒヨドリ, 5.ツバメ, 6.チョウゲンボウ, 7.ハシボソカラス, 8.ハシブトカラス. 9.カワラヒワ, 10.ハクセキレイ,11.ホオジロ(声), 12.ガビチョウ(声), 13.イカル(声), 14.キセキレイ, 15.キジ,16.モズ, 17. セグロセキレイ, 18. ヒヨドリ, 19.コゲラ
《9月28日 快晴》
1.スズメ, 2.ホオジロ, 3.イソヒヨドリ, 4.イワツバメ(多数), 5.トビ, 6. ヒヨドリ,7.ムクドリ, 8.モズ, 9.エゾビタキ, 10.ノスリ, 11.エナガ, 12.キジバト, 13.チョウゲンボウ,14.ハクセキレイ, 15.ツバメ, 16.サシバ, 17.コゲラ, 18.シジュウカラ, 19.ハシブトガラス,20.ハシボソガラス, 21.メジロ(v), 22.ヤマガラ, 23.キセキレイ, 24.ガビチョウ(v), 25.イカル, 26.セグロセキレイ
《10月26日 晴れ》
1.スズメ, 2.ホオジロ, 3.ジョウビタキ, 4.カワラヒワ, 5.トビ, 6. ヒヨドリ, 7.キジ(v),8.モズ, 9.ハクセキレイ, 10.カケス, 11.キジバト, 12.イカル, 13.メジロ, 14.コゲラ,15.シジュウカラ, 16.ハシブトガラス, 17.ハシボソガラス, 18.ガビチョウ, 19.コジュケイ(v), 20.ビンズイ, 21.ノスリ
(情報提供 はだの野鳥の会)
<< 秦野戸川公園の紅葉
震生湖の紅葉情報04 >>