平成24年8月3日(金)更新 カテゴリ[野鳥]
梅雨明けの後、猛暑が続く田園風景と鳥たち−秦野の野鳥情報22
「はだの野鳥の会」より、野鳥情報をいただきました。今回も写真を提供していただきましたので、合わせて紹介させていただきます。
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梅雨明けの後、猛暑がつづきましたが、7月22日(日)の観察会は台風崩れの低気圧の影響か朝のうち霧雨が降り、涼しい曇り空のもと全体で17種が観察できました。
『ツバメ』
出発前に大根公園のやすらぎの池の曇り空の上空をゴイサギが十数羽舞っており、珍しい光景を見られました。
いつも沢山のイワツバメが見られる真田橋の下では、今回は一羽も見られず子育てを終えたようでした。
替わって、田圃などでツバメが多く見られました。体の色や様子から今年巣立った若鳥のようで、葦につかまったり、道路で休んでいたり、また青々とした稲の上を低空で飛んで虫を獲っている姿が観察できました。
『コチドリ若鳥』
畑や湿地で、コチドリやタカブシギが渡りの時期が終わってから久しぶりに観察できました。コチドリも若鳥でした。後日、成鳥と若鳥で計7羽が確認できました。
モズがこの時期としては珍しく藪の木に止まっているのが見られまた他、ヒッヒッというセッカの声が数か所で聞かれ、飛びながら囀っている姿も見られました。
今回は、アオサギのほかは田圃でサギは見られませんでした。少なくなっているような気がします。
【確認できた鳥】
1.カルガモ、2.スズメ、3.ゴイサギ、4.ムクドリ、5.ツバメ、6.カワセミ、7.タカブシギ、8.ハクセキレイ、9.ハシボソカラス、10.ヒヨドリ、11.セッカ、12.モズ、13.ヒバリ、14.カワラヒワ、15.コチドリ、16.アオサギ、17.キジバト
(情報提供 はだの野鳥の会)
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