平成24年5月30日(水)更新 カテゴリ[野鳥]
初夏の田んぼの鳥たち−秦野の野鳥情報20
「はだの野鳥の会」より、野鳥情報をいただきました。今回も写真を提供していただきましたので、合わせて紹介させていただきます。
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シギやチドリの渡り鳥が飛来しているおおね公園から鶴巻田圃で行った5月27日の定例の観察会では、水が張られただけの田んぼや田植えが済んだ田んぼなどいろいろな状況で、23種の鳥が観察されました。
やすらぎの池は、静かな水面の上をヒメアマツバメが舞う姿も観察されました。
池の周りの葦の中にゴイサギが首を突っ込んでじっと動かないでいました。また葦の中からギョギョシ・ギョギョシと大きな声でオオヨシキリが囀り、時々池を横切って飛んでいました。
近くの田んぼの上ではイワツバメが多数飛んでいました。すぐ近くの橋で営巣しています。
『チュウサギ』
『キアシシギ』
サギはアオサギとダイサギのほかに夏鳥のチュウサギが見られました。今年の特徴として、例年平塚側の田んぼに多く見られるアマサギが秦野市側の田んぼに多く飛来してくれました。これも今年はいつまでも寒さが残ったせいでしょうか?
『カルガモ』
はだの野鳥の会では、この地域でのシギ・チドリの渡りの調査を今月より始めましたが、コチドリや嘴が長いキアシシギ、ムナグロなどが見られましたが、今のところ例年より少ない感じです。
これから6月初めにかけてどんな鳥が見られるでしょうか。
なお、市内の河川や池では、カルガモの雛を連れて行動している姿が見られるようになりました。
【確認できた鳥】
1.カルガモ、2.ゴイサギ、3.ムクドリ、4.ツバメ、5.スズメ、6.イワツバメ、7.ヒメアマツバメ、8.ハシブトガラス、9.ムクドリ、10.キジバト、11.ハシボソガラス、12.カワラヒワ、13.ハクセキレイ、14.アオサギ、15.ダイサギ、16.タシギ、17.セグロセキレイ、18.コチドリ、19.ヒバリ、20.チュウサギ、21.キアシシギ、22.モズ、23.ヒヨドリ
(情報提供 はだの野鳥の会)