平成23年9月26日(月)掲載
『ハリオアマツバメ』
台風15号が通りすぎた9月23日に行った名水桜公園から震生湖までの定例の観察会では、大雨と大風の影響がそこここに見られましたが、秋の到来を告げる冬鳥の飛来と夏鳥の渡りなど23種類の鳥が観察できました。
名水桜公園の池には、もうコガモが一羽飛来していました。来月以降冬のカモ類が次々に飛来してくるでしょう。先月に名水公園の池にいた越夏したと思われるマガモのエクリプスのオスとメスが室川の橋の下で休んでいるのを観察できました。
『震生湖-福寿弁天』
渋沢丘陵でももうツバメは見られなくなりましたが、今回は、イワツバメの他に三種のアマツバメが観察できました。
一つは留鳥のヒメアマツバメでこれは、下大槻で繁殖しています。
この他、夏鳥の、アマツバメと、秦野ではいままで観察されたことの無いハリオアマツバメが上空の非常に高いところで群れをなしていました。台風の後、南に渡っていくところだったのでしょう。
震生湖では先月同様に、カルガモが11羽泳いでいました。来月より南秦野村七福神と鶴亀巡りの準備で、震生湖に面している福寿弁財天の御堂が開帳されていて、初めて弁天様を拝ませて頂きました。
モズが縄張りを作り始めていますし、鳥の世界も確実に秋が近づいてきました。
『エノコログサに群れるスズメ』
【確認できた鳥】
1.カルガモ、2.マガモ♂♀、3.コガモ、4.カワセミ、5.シジュウカラ、6.キジバト、7.スズメ、8.ムクドリ、9.キセキレイ、10.イソヒヨドリ、11.ハシボソガラス、12.ヒヨドリ、13.ハクセキレイ、14.ヤマガラ、15.コジュケイ(声)、16.モズ、17.ヒメアマツバメ、18.ハリオアマツバメ、19.アマツバメ、20.イワツバメ、21.コゲラ(声)、22.ガビチョウ(声)、23.ヒバリ
(情報提供 はだの野鳥の会)