秦野観光スポット情報 [Hadano sightseen point]
蔵林寺【ぞうりんじ】
室町時代の享徳年間(1452~55年)の頃に堀山下の寺屋敷に開かれ、文明年間(1469~87年)に現在地へ移りました。
1649年(慶安2年)頃に寺領15石の朱印を徳川家光から受けました。江戸時代になって米倉丹後守の保護を受け、菩提寺となりました。
寺には、大名となった米倉昌尹(まさただ)の木像や米倉氏の系図などが保存されています。
※米倉丹後守(よねくらたんごのかみ)
米倉丹後守は名を昌尹(まさただ)といい、父昌純は徳川四代将軍家綱、五大将軍綱吉に仕え、江戸城大番組頭として重きをなしました。昌尹は元禄3年、丹後守(今の京都府の北部)に任じられ初めて大名に取り立てられました。
とくに将軍綱吉には信任厚く、国中の犬の取り締りを命じられ一世を風靡しました。領地だった堀山下に先祖供養のため蔵林寺を建立、ここに昌尹のほか、米倉一族の男女合わせて50余名の霊が眠っています。
観光地情報
花の季節 | アジサイ:6月中旬から7月上旬 |
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アクセス | 小田急線 渋沢駅より『バス』【渋02】「大倉行き」で約14分、「蔵林寺」下車 |
ハイキング | 表丹沢県民の森・県立秦野戸川公園コース |