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  寒空のもとの大根公園から鶴巻田圃−秦野の野鳥情報16

    平成24年2月29日(水)掲載

アオサギ       『アオサギ』

「はだの野鳥の会」より、野鳥情報をいただきました。今回も写真を提供していただきましたので、合わせて紹介させていただきます。

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二月の最後の日曜日、曇り空で冷たい風が吹く寒空のもとで大根公園から鶴巻田圃で行った2月26日の定例の観察会では、コガモやカルガモなどのカモ類のほか、先月まで姿を探すのがやっとだったツグミがあちこちで見られ、ヒバリが早くも天高く舞い上がり囀りが聞かれ、バンやクイナのほか、モズ、タヒバリ、チョウゲンボウなど29種類の鳥が観察できました。

大根公園のやすらぎの池では、先月同様コガモや、カイツブリなどのほかに、バンの成鳥と幼鳥やクイナを見ることができました。


ツグミ
      『ツグミ』

寒空のもとでは大根川の土手や田圃で、じっと立っているアオサギやダイサギなど大型のサギ類が観察できました。特にアオサギが複数でじっと同じ方向を向いてじっと立っている姿には不思議な感動を覚えました。
また、この冬、これまであまり見られなかったツグミがあちらこちらで例年通りに見られるようになりました。

昨年まで観察会を行っていた今泉名水桜公園では、1/4前から飛来していたハシビロガモが二月中ごろには見られなくなり、1/9ごろから二羽、四羽と飛来してきたオカヨシガモが今週になって一気に14羽も増えています。少し遅かったですが昨年と同じような数になっています。


名水桜公園のオスヨシガモ
      『名水桜公園のオカヨシガモ』

耕された田圃では、土と草の色に完全に混じり合ったタヒバリが10数羽の群れで餌をついばんでいました。
また、この冬、数が少なく、今まであまり見られなかったツグミが4羽電線に留まり北風に向かっている姿も見ることができました。

【確認できた鳥】
1.カルガモ、2.カイツブリ 3.コガモ♂♀、4.バン、5.クイナ、6.モズ、7.アオジ、8ハシボソガラス、9.ヒヨドリ、10.ムクドリ、11.キジバト、12.スズメ、13.ツグミ、14.ハクセキレイ、15.ヒバリ、16.タカブシギ、17.タシギ、18.アオサギ、19.メジロ、20.ハシブトガラス、21.ダイサギ、22.タヒバリ、23.チョウゲンボウ、24.セグロセキレイ、25.カワウ、26.コサギ、27.カワセミ、28.カワラヒワ、29.ウグイス

(情報提供 はだの野鳥の会)

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