表丹沢登山ガイド [Omote-Tanzawa climbing guide]
鍋割山稜コース
【Mt.Nabewari climbing course】
-四季の森が美しい鍋割山稜の道-
大倉からブナの林が印象的な鍋割山稜を目指します。
鍋割山の山頂からは、鍋割山稜の自然を満喫しながら小丸、大丸と進み、金冷シから大倉尾根を下ります。
鍋割山稜は、木々の間から丹沢山、富士山などが見え、眺望にも優れます。
【コースデータ: 歩行距離:16.5km / 歩行推定時間:6時間55分】
大倉バス停から二俣までは西山林道呼ばれる高低差の少ない道を歩きます。途中、ちょっと寄り道して黒竜の滝を見物することもできます。
林道に戻って、しばらく進むと二俣と呼ばれる少し広い川沿いの広場に出ます。ここからが鍋割山への本格的な登山道の始まりです。
二俣から、しばらく杉林の中の登り坂を進みます。その先の視界が開けた尾根筋が、後沢乗越です。
後沢乗越から鍋割山へ、ひたすら登りが続きます。適度に休憩を入れながら登るのがよいでしょう。
鍋割山山頂からは眺望に優れ、富士山から表丹沢、西丹沢のやまなみが一望できます。
《コースガイド》
大倉→(西山林道:3600m、1時間10分)→
黒竜の滝方面との分岐→(西山林道:1100m、20分)→
二俣→(1800m、50分)→
後沢乗越→(1600m、1時間30分)→
鍋割山→(1000m、35分)→
小丸→(950m、15分)→
大丸→(300m、10分)→
金冷シノ頭→(500m、10分)→
花立山荘→(600m、20分)→
天神尾根分岐→(500m、20分)→
小草平→(1000m、20分)→
駒止茶屋→(1400m、30分)→
雑事場ノ平→(2200m、25分)→
大倉
※歩行時間に関しては、あくまで目安として参考にしてください。
山のトイレ維持管理に関する協力金のお願い
丹沢の山中には公衆トイレが設置されておりますが、山には水や電気、下水道がないことから、特殊な方式で用便を分解しています。
そのため、トイレの維持管理には多くの費用がかかりますので、トイレの維持管理協力金としてチップ100円のご協力をお願いいたします。
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山のトイレ使用の3つのルール
- 使用済みの紙などについては、お持ち帰りください。
- 使用済みの紙や生理用品等にはプラスチック繊維が混入しており、トイレの浄化システムでは、分解ができません。
- 水流しは1回だけでお願いいたします。(貯水量に限りがあるため)。
- トイレチップの小銭をご用意ください。
《 登山者カードの提出のお願い 》
緊急時の対応のため、登山をされるみなさまには、登山者カード等による届出をお願いしています。
登山者カードは、市内各地の登山者カードポストにも設置してありますので、必要事項をご記入のうえ、投函してください。